【新潟魚沼行ってきました】米しかない問題④

つれづれ

こんにちは、コメコです。

新潟に行ってから1ヶ月以上経ったというのにまだ新潟の記事書いてます。

ここで生まれ育ったわけではないけれど、要はこの場所が大好きなんですよね。

新潟魚沼、お米はめちゃくちゃ美味しいんですけど、やっぱり米以外の名物が弱い気がするんです。

なのでこれまで記事を書いても今もなお模索中です。


1回から3回まで問題提起して米から水、日本酒や納豆の記事を書いたのですが、やっぱりどうしてもまた米にたどり着いてしまう。



そんな新潟魚沼の米しかない問題。そろそろ今回で一旦終わりにしようと思うのでとりあえず結論まで見てみてくださいな。

新潟魚沼、米しかない問題

日本有数の米どころ新潟魚沼。


米が美味いがために米以外のものがない。

偉大過ぎる親? みたいな感じだろうか。


米しかないならばもう…!!

これはもう!逆手に取るしかない!

『道の駅ゆのたに』にあった、『すとあはちじゅうはち』という期間限定ショップを物色して見つけたのがこれ。

見覚えのあるロゴが存在感のあるポーチ。タグにm.u.k Labの文字。

「もうみんな…米しかないんだからさ、開き直ろうぜ」


みたいな。


諦めと挑戦が入り混じったこんな商品である。



これを見て私は、


なるほど! これだ!


と思いました。



私はちょうどポーチが欲しかったのでポーチを買いましたが、エコバッグのような肩にかけて使うバッグも売っていて。

どうやら一度使った米袋をリサイクルして作っているとのこと。


もう真のエコバッグだと思いました。


紙だし。


キングオブエコバッグ。


SDGs? 持続可能? サスティナブル?


最近急にみんながこぞって言い出した「それ」よね。



確かに米袋って30㎏の米を入れても破れないんですよね。

持ってるこっちは重いんだけど、そういえば重さで破れたことないな。


紙袋なのに。


これにスーパーで買った5㎏の米とか入れて持ち帰りたい。


コシヒカリ以外の米買ってこれに入れて持ち帰ったら、商品偽装だの産地偽装だの周りから白い目で見られそう…

逆にちゃんと魚沼産のコシヒカリを入れてても、からかわれそうだが。


これ考えた人の頭かしこいなと思いました。

ポーチの中を見たら、『南魚沼米袋研究所』と書いてありました。

m.u.k Lab…あ、南魚沼米袋研究所の略ね! と納得。


さすが米袋を研究しているだけあります。


あ、でも南魚沼なのね!

この際、魚沼には北も南も関係ない!!

素のチカラ、魚沼。

わたしがどうこう言ったところで、答えは出ていました。

おしゃれな表紙。ロゴの『素』が木にも見えるけど魚にも見えてくる錯覚。

魚沼市観光協会が制作した観光ガイドブックにコンクリート打ちっぱなしの背景に、木で描かれたロゴと文字。



素のチカラ、魚沼。



観光名所を作ろうとか、ゆるキャラを作ろうとか、たくさんの人が来てほしいがために

そんな下手な芝居は打たなくていいんだと。


ばちこーん

と魚沼にぴったりなキャッチコピーだなと思いました。



だから元々あったものを利用して何かを生み出していく。



魚沼市の観光協会があげているYouTubeの動画の一つを見ていると

「君はなぜここを選んだんだい?」

「この土地には『何もない』じゃないか」


「なにもない?」


と二人の外国人が会話をしている。

完全に自虐的な始まり方をしている。

なぜここを選んだと問いかけられた男性は、魚沼で過ごす日々を語る。



そして最後に、


「足りないものが」

「なにもない」



と締めくくられている。

何度見ても素敵な魚沼動画…


いやいや魚沼市にはマクドナルドもない、サーティワンもない。


ないないづくしの町なのだけど、


マスクは大量に常備できてるし、歯磨き粉はクリニカだし。(親戚のおばさんの家の話)

生活日用品は同じもの私と同じもの使ってて何ら変わりはないし。



てかむしろ、こっちの家のがめちゃくちゃでかいし。



なんでこんな小さなアパートに詰め込まれてソーシャルディスタンスよりも近いお隣さんと壁一枚隔ててお互い気にしながら生活してんだ俺、ってくらい。距離近いのに心の距離は特急の駅並みに遠い。



こっちは、家と家の距離が畑や田んぼ挟んでもう一軒って感じなのに、心の距離はマスクを外している。



米があれば毎日の主食はまかなえる。


雪が降ってやがて溶ければそれが清流となる。


酒だって作れる。納豆だって。


人だっている。


米を送ってくれる優しい親戚のおじさんおばさんだっている。


それ、クボタがやってくれるみたいだし。



そのまんまでいいんだ。

ってもうわかってらっしゃいました。

新潟魚沼米しかない問題、結論



米美味しいからいいじゃん、それで。


なんか色々求めすぎてない?

刺激求めすぎてない?


コロナ禍とか世界地図見てても、普通に暮らせているだけで幸せなんだって一瞬でも思ったじゃん。

毎日のご飯がちょっと美味しいってそれだけでよくない?


マスク生活になって、下半分化粧しなくていいの楽だーって思ったじゃん。



素。



でいることって一番楽じゃん。


すっぴんでかわいい人って最強じゃん。


それ。



以上。


…矢継ぎ早に無理やり終わらせてしまいましたが、



新潟魚沼の魅力はやっぱり、



そうやって何も飾らないところだと思いました!


4回に渡って、『新潟魚沼米しかない問題』を考えていきましたが、


結果、


問題提起した時点でもう答えが出ていた


と、私なりの結論に落ち着きました。


でも本当に良いところなので、是非行ってみてほしいです。


なんにもないですけど。(ほめてます)


親戚いわく、春の時期がおすすめだそうですよ!

番外編

日本人なら一度はつけたよね、服に米粒。

これも『道の駅ゆのたに』の『はちじゅうはちすとあ』で見つけて、かわいくて思わず購入。


こんな米粒昔よくつけてたな。


ご飯食べこぼして、「ご飯粒付いてるよ」「えへへ」みたいな追体験が出来ます。

そこのあなたも「えへへ」状態。




おしまい。

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