話題の虫よけおにやんまをベランダにぶら下げてみたら、こんなことが起こりました

ライフハック

※本ページはプロモーションが含まれています※

画像びっくりしますよね、すみません。
こんにちは、コメコです。

夏ですね。
虫がわんさか出る季節。いかがお過ごしでしょうか。


夏の虫といえば、セミ。

他にもカブトムシなどもいますが、

とても身近にいるあいつ、蚊。


そう、私は蚊が気になって気になって。

毎年対策を考えていますが、今年はベランダにこんなものを使ってみました。

真夏の夜

ベランダ側の窓を開けて網戸からの風で涼んでいたものの、やっぱり寝苦しくなってエアコンをつけた。

寝ている間タイマーにしていたエアコンが切れ、

冷えた室内が少しずつあたたまって寝苦しさを感じる頃、

「ぶーーん…」

と耳元で聞こえてくるあの不愉快な羽音。

あの音を聞いただけで、鳥肌と体のどこかがむず痒くなっていく感じ。

さっき窓を開けていたせいかベランダからあいつが侵入してきたのかも。

あれが毎年不愉快ですぐさま『蚊がいなくなるスプレー』をワンプッシュ。

いや、あの音で起こされたくない一心で他の部屋やトイレやお風呂にまでまきに行き、

ワンプッシュ×数回を繰り返す。

眠気まなこにも、


「ゼッタイニヤッテヤル…」


と羽音で起こされたくない一心で、恐怖の毒ガスをまき散らし根絶させようとしているのが毎年夏の恒例行事。

でもいちいち耳障りな羽音を聞いて起こされるのは嫌だなと思い、なにか良い方法がないか探してみたところ、今年はこれを買ってみた。

リアルオニヤンマのフィギュアキーホルダー!!!

『おにやんま君』という商品名でオニヤンマを模したフィギュアが、キャンプ人気の昨今流行っているらしい。

『おにやんま君』という字面だけ見ると、ふと『なかやまきんに君』が一瞬頭をよぎるが、別物である。(あたりまえ)


どうやらオニヤンマは日本の昆虫の生態系の頂点にいるらしく、

意外だが肉食で顎が強く、飛行能力も高いため蚊やハエはもちろんスズメバチさえも捕食したりと互角に戦えるほどの存在だという。


しかも、飛行速度が70kmという個体もいるらしく身体能力が高い。

なので、オニヤンマに似せたフィギュアを身に着けておくと、他の虫が恐れて寄ってこないという。

特性のおかげか、昔々の戦国武将たちの中ではトンボを『勝ち虫』といって、勝利を呼び込む縁起のいい虫として、トンボをデザインした武具などを身に着けていたらしい。

確かに神社とかでもトンボ柄みたことあるぞ。

なるほど戦国武将まで身に付けていたというのか。


この令和の時代にもトンボを身に付けることが流行るなんて、形は変われど時代は繰り返されるものなのだなと思いつつ、私も蚊との戦のため、トンボを買ってみることにした。

今回私が買ったのは、有名な『おにやんま君』ではなく、それに似たものだが、2個セットでお安かったのでそちらの商品を楽天で買ってみた。

オニヤンマのフィギュアが来た


購入した翌日にオニヤンマが2匹届いた。


早すぎる。


トンボが自ら時速70kmで飛んできたのではないかと思うほど、到着が早かった。

日本の物流すごい。


早速開けてみると、



うわっ意外とリアル…


一瞬触るのを躊躇してしまうくらい、ちゃんとオニヤンマだった。

羽もやわらかく風を送ると、ハタハタ動く。

胴体は合成樹脂っぽく、曲げようとすると少しクネっとする。

ちょっとしたドッキリも出来そうな、さすがフィギュアである。

早速ベランダへぶら下げてみる

私と室内で戯れていてもしょうがないので、とりあえず、ベランダの物干し竿にぶら下げてみる。


風に揺られて羽がハタハタ動いていて、本物が飛んでいるかのようにも見える。

目の悪い私でさえそう見えるのだから、虫であれば本物のオニヤンマだと見間違うに違いない。

おにやんま君(もどき)、いい仕事しているではないか。

これで、蚊もハエも蜂も恐れおののいて我が家に飛んで来ないだろう…はっはっはっはっは。


戦国武将にでもなったかのような、頼もしい右腕が出来、夏のやっかいな蚊や虫に対する安心感が得られた。

さてもう1匹は、万が一壊れてしまった時のために控えとして取っておこう。

数日ぶら下げてみて効果のほどは…

確かに、蚊は家の中には入ってきていないような気がする。


就寝中に耳元でささやくあの不快な羽音もまだ聞こえてこない。

ベランダで洗濯物の出し入れをするとき、オニヤンマをぶら下げていることをうっかり忘れてしまい、


「ぎゃあ!」


と悲鳴を出すくらい飼い主の私でさえ驚いてしまうくらいなのだから、蚊たちもぎゃあぎゃあ言っているに違いない。


玄関側には付けていないので検証しようがないかもしれないが、それでもこのオニヤンマのフィギュアの実力を信じたかった。

さらに数日ぶら下げてみると思いもよらぬものが…

無精なので、猛暑で溶けそうに暑い日も雨の日も風の強い日もそのまま物干し竿にぶら下げていた。

もうベランダにオニヤンマがいるのが当たり前の生活になり、ハタハタと羽が動くことも日常で、

ぎゃあ!と驚くこともなくなっていた。

蚊がどうのこうのよりも今日も風に飛ばされずにいるな、という生存確認だけをする存在になっていた。


そんなある日、

ふと、窓を開けてベランダを見ると、

ピシャっと、

何かブルーベリーっぽい色のものがベランダの床についていた。

すぐにそれが鳥のフンだと分かったが、今まで鳥のフンなどベランダに付いたことがないので不思議に思っていたが、

ハッと気づき、

オニヤンマを見ると、


は、羽がない…!!!


もう一度ベランダの床を見ると、もう一か所同じ色のフンがついているところがあり、

その横に、取れたオニヤンマの羽が片方だけ落ちていた…!



や、やられた…!!!

まさか予想だにしていなかった鳥にオニヤンマは奇しくも散っていった。

何の鳥にやられたのかは不明だが、

調べてみると、

トンボの天敵は鳥類やコウモリ

と、しっかり書いてあった。

オニヤンマ敗れたり…

虫よけ虫よけと虫ばっかりに目が行っていたが、

この自然界には、虫だけではなく鳥もコウモリも同じ世界に生きている。

あんなにリアルだったら鳥もエサだと思って飛んでくるよね…

それだけリアルオニヤンマなのである。

私の視野が狭かった、完全に敗北した。

というか、鳥さえも見間違えて食らいに行くほど精巧につくられているオニヤンマフィギュアを作った人の技術力高過ぎ。

また鳥が食べに来るのも怖いので、すぐさまベランダから外した。

短い間だったがご苦労だった、私の右腕…。

ああ、なんか壊れるとリアルなだけあって切なくなる。

もう一匹控えオニヤンマもいたのに無力か…



鳥側も、

「思ってたんと違う…」

と、びっくりしただろうに。(私もだが)

びっくりして漏らしちゃったのかな。
飲み込む前に気づいてくれて良かったわ。


…だがしかし、こちとら人間側の主張としては、オニヤンマを食そうというのに2か所もフンをまき散らすとは!

憤慨である。

そう、フン害である。

おあとがよろしいようで。

結果・考察すると

虫よけもあるかもしれないが、ずっと出しっぱなしにしているのもよくないのかもしれない。

虫や鳥たちもそんなバカではない。

『飛べない豚はただの豚』

と言われるように、

自由に飛べないオニヤンマはただの虫(に見える)


で、逆に他の生物からの恰好のエサなのかもしれない。

今回鳥たちも、

「あいつ、ずっとあそこんちのきたねえ物干し竿に居座ってるよなーってか弱ってんじゃね?」

と違和感を感じたのかも。


リアルなオニヤンマのフィギュアは、ちょっとしたキャンプにでも行ったときに使ってみるにはいいのだろう。(その、ちょっとしたキャンプに行く予定がないのだが)

かかしのように常にぶら下げておくのは、少し逆効果になってくるのかもしれない。

自然界の弱肉強食が垣間見れた。

小学生だったら自由研究に出来そうだ。

結局、蚊に効くのは

家に入ってくる蚊よけに対しては、対症療法があっているのかも。

先日、なんか足がむず痒くなり蚊がいそうだなと思った時に前述した、

『蚊がいなくなるスプレー』

をワンプッシュしておいたら、

翌朝、蚊が机の上にポトリと落ちていた。

寝る前にワンプッシュしておけば、耳元で不快に羽ばたく羽音を聞くこともない。

効果は抜群である。

今年の夏も私の右腕は『蚊がいなくなるスプレー』なのだろう。

とりあえず今日もワンプッシュしておこう。

それと鳥よけに、なかやまきんに君の写真でもぶら下げておこうかな。



パワー!!!!!

おしまい。

↓結局これがうちには一番でした…

↓私が買ったのはこのタイプのオニヤンマです。

↓こちらが本家のおにやんま君です。羽は取れずらいです。

↓なんと! おにやんま君の妹も発売されていました! 赤とんぼになっててかわいい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました