こんにちは、コメコです。
暑くて汗が止まりません。
今よりも10kgほど太っていた時からなぜか汗っかきな体質になったようで、
太る前まではそんなに汗に対して意識してなかったのに。
今や、湧き水かと思うほど、めちゃくちゃ汗っかきです。
脇が気になる…
販売の仕事をしていた頃である。
忙しいお店だったので必死に真面目に仕事をしていたが、ある日脇に違和感を覚えた。
なんか脇がめちゃくちゃかゆい…
真面目に仕事をしつつもお客さんが居ない間や他の従業員が見ていない隙に、服の上から脇をさりげなく搔きむしる。
消毒液とか常備していない時代なので今思えば愛想はよくてもなんとなく嫌な店員である。
仕事から帰り、家で脇を見てみると、両脇にぶわぁっと赤いぶつぶつが出来ていた。
な、なんじゃこりゃ…
これはただ事ではないと思い、同僚に評判の良い皮膚科を教えてもらい行ってみた。
行った病院は県外からもいそいそと患者さんがやってくるようなとても人気の皮膚科で、
診察も丁寧に見てくれるとあって非常に混んでいた。
そろそろ私の番かなと思うと、「戻りましたー」と外出して待っていた先約の患者がちょこちょこ入ってきて私の期待を押し流していく。
初診のくせに外出して待とうなんて、病院のシステムがわかっていない新参者にはハードルが高いので、脇のかゆみとともにおとなしく待合室で待っていた。
3~4時間は待っただろうか。
いざ診察になったが、脇を人に見せるのはやはり恥ずかしかった。
一応ちゃんと処理したはずだけど見落としてないだろうか…
私のそんな不安をよそに先生はもくもくと診療をしていた。
結果、バイ菌が入って化膿しているとのこと。
だが原因はいまいちわからなかったが、薬をもらって塗ったらそのかゆみは治まりぶつぶつも少しずつ消えていった。
原因は脇汗?!
それにしても、あの赤いぶつぶつはなんだったのだろうと考えてみた。
最近、新しい制服をもらって着ていたから新品の洗濯のりとかでかぶれたのか。
いや待て。
そういえば最近太ってきたせいか脇汗がひどいぞ。
白い服だから目立たないが、よくよく見たら脇が汗染みで色が変わっているではないか…!
え、これで私仕事してたの…
恥ずかしい…
そうなればこれは、
あせもかもしれない
脇汗を止めなければ!
そう気づき始めてから、私の汗と汗染み撲滅作戦が始まった。
汗染み対策を考える
まず、このとめどなく湧いて出てくる汗を止めなければ。
とりあえず、ドラッグストアに向かう。
制汗剤のコーナーに行くと、いろいろ商品が並べられていたがいまいちどれが良いのかわからず悩む。
とにかく汗を止めてくれ。
よくCMで見かける銀イオンが入っている制汗剤があり、
なんか銀とかめっちゃ強そう
と、小2くらいの男子が言ってそうな理由で、このスプレータイプの制汗剤を買ってみることにした。
これで明日から脇汗とおさらばだと満足して帰る。
銀イオン入りの制汗スプレー
次の日の朝、早速スプレータイプの制汗剤を我が脇に発射。
ひんやりして気持ちいいし、さらさらしてるからいけるかも!
さあ仕事だ仕事だ!
数日後。
脇汗びっっしょり…
おまけに、白い服に茶色っぽいシミが…
銀効いていないのか?
私の脇汗にはかなわなかったようだ。
調べてみると、銀イオンの入った制汗剤は金属成分と汗の成分が反応して変色してしまうようだ。(確かに金属は水で錆びるよね…)
ってか、汗かきすぎなんだよな…
さあ、次の手を考えなければ。
ロールオンタイプの制汗剤
もう一度、ドラックストアに行き、制汗剤を物色する。
スプレーでは手に負えなかったので、今度は脇に直接塗るタイプのロールオンタイプはどうだろうか。
これなら直接塗るので密着するだろうし、ニオイも抑えてくれるとあれば一石二鳥だ。
君に決めたっっ!!
ポケモンを選ぶかの如く、レジに持っていき購入。
次の日の朝、期待を込めて脇にロールオンする。
おお、これはいけるかも!
さあ仕事だ仕事だ!
…脇汗びっしょり。
ニオイは防げているかもしれないが汗は抑えられていない。
制汗剤も汗で流れているようだ。
休憩時間に携帯で他に何かいい商品はないか検索する。
アットコスメ1位の制汗剤があるではないか、次はこれだ。
スティックタイプの制汗剤
帰りにまたドラッグストアに直行し、検索した商品を探す。
あったあった!さすがアットコスメ1位、在庫は十分だ!
君に決めたっっ!
すぐさま購入し、家に帰り一度塗ってみる。
スティックタイプで使い方はスティックのりを使っているような感覚だが、制汗剤が液体でなく、しっとりしているので毛穴がふさがれて汗が出にくそう。
そうか!これがついに私の脇汗から救ってくれる救世主なのか!
次の日の朝、スティックをぬりぬり…
念には念を入れてもう一度ぬりぬり。
さあ仕事だ仕事だ!
お、午前中過ぎてもまだ服が湿ってる感がないぞ。
良さそうだ!
しばらく使ってもあまり汗が染みてこない
ように思えたが…
染みとるやないかいっっ…!!!(関西弁も使いたくなるわ)
もうこうなったら…
汗脇パット降臨
そう、私の脇汗は湧き水のごとく服に湧いて出ている。
もうこのまま脇汗が湧き続け、やがて泉となり、正直者のきこりが斧を落とし、女神が出てきて「金?銀?どっち?」と聞いてくれれば、もう素敵な物語にでもなるのに。
ところが、その泉は雑菌の湧くただの脇汗である。
頭を悩ませる。
とりあえず脇汗が染みるのが恥ずかしいから見えないようにしようと汗脇パットをつけてみることに。
ちょうど母が買ったのか家に買い置きがあり、試しに付けてみる。
ちょっと脇に違和感があるが汗染みするところに焦点を合わせて白い制服に軽く貼り付ける。
脇にピッタリくるように何度か調整し、まるで職人のように慎重にベスポジを見つけ、本貼り。
貼り付けたところが少し寄ってシワになってしまったが、私はグリコの看板ではないので許容範囲内である。
一応、スティックタイプの制汗剤もぬりぬり…
さあ仕事だ仕事だ!
さすが、脇汗が染みるところに貼っているだけあって汗は服に染みずにいる。
結局これが一番良かったのかも。
と、少し手間とお金はかかるが、貼っては捨て、貼っては捨てを毎日繰り返す。
ある日。
いつののように汗脇パットを貼って仕事をしていたら、服に脇汗が染みているのに気づいてしまった。
どうやら、汗脇パットが吸水できる汗の量を超えて、
横モレしてしまっていた。
いつも脇汗が染みるところと違うので思ってもみないところが濡れている。
こんなにか私の汗の量はと落胆したが、今日は特別暑かったからかもしれない。
と、またしばらく付けていた。
しかし、事件は起きた
さあ仕事だ仕事だ、と忙しく今日も店に立っていた。
社員さんが私の立っている近くの床に何かが落ちているのを見つける。
「なにこれ」
というので、下に目をやると
なにか生理用ナプキンのようなものが落ちていた。
でも何か違うな、でもどこか見覚えが…
はっっっ…!!!???
私の脇汗パットではないかっっっ!!!
すぐに私のだ…と気づいたが、
「なんでしょうね~お客さんかなんか落としていったんですかね~…」
と全く何の関係のないお客さんのせいにしてやり過ごしてしまった。
バレてないバレてない…
嗚呼、お客様は神様である。
『あなたが落としたのはこの金の汗脇パットですか?この銀の汗脇パットですか?』
「いいえ、私が落としたのは不織布でできた汗脇パットです。金属は服が変色してしまうので」
言えなかったー--ー-。
物語に出てくるあの、正直者の木こりにはとてもじゃないがなれなかった。
社員さんはそれをゴミと認識し、必要最小限の指でつまんで捨てた。
それからもう汗脇パットは使わないことにした。
デパートで買う制汗剤
こうなったら少し高いもののほうがいいのでは?と少し価格帯を上げて探してみることにした。
すると、クリニークという化粧品メーカーが出している制汗剤が良さそうとどこかの記事に書いてあった。
でもこれは前にも一度経験したロールオンタイプだ…
ロールオンしたところで、もはや氾濫危険水位になりかけている私の脇汗には無力なのでは…と不安もよぎる。
いやいや、デパートに入っているお店のものなのだからきっと違うはずだ、と購入を決意する。
クリニークといえばデパートの異様な匂いのする化粧品売り場に入っているあのクリニークだ。
わざわざデパートにまで行って、化粧品を買うのではなく制汗剤だけを買うのは気まずい。
というか、制汗剤だけで済むだろうか。
他の客や通行人がいる中、あの鏡の前に座らされ恥さらしのように訳のわからぬ化粧を施され、
「素敵ですよー」と何が素敵なんだか分からずに買う予定のない化粧品まで勧められ、逃れられない状況になり引きつった笑顔であえなく購入…
とかなりそうで怖い。
ここまで追い求めて逃げ出すわけにはいかない。
一抹の不安を抱えながらも、いざ目指すは脇汗を止めるだけのクリニークのあのブツ!
デパートの化粧品売り場の階に着き、キツイ香水のニオイを嗅ぎながらクリニークの店前まで行く。
店の周りを敬遠しつつ商品があることを目視、手に取り店員さんが声をかけるスキを与えずにレジへ直行。
よし、あの椅子に座らずに済む。
店員さんはしつこくなく他の商品は軽く「いかが?」と聞くくらいで断る余地を与えてくれ淡々とお会計してくれた。
慣れてなさすぎだ。
無事に目的物のみ買うことが出来た。
デパートの化粧品コーナーで物を買うことなどない私にとって、初めてデパートで買ったものが制汗剤であった。
やっとたどり着いた、クリニークのアンティ パースパイラント デオドラント ロールオン N
制汗剤にしてはドラッグストアのものと比べれば高いが、2400円くらいと出せない値段ではなかったのが良かった。
早速使ってみる。
コロコロ、ロールオンタイプで、ルーズソックスを止めるソックタッチみたい。
脇にぬりぬり…
少しヨーグルトのような酸味のある匂いがするが、決して嫌な匂いではない。(個人の感想です)
塗ったはいいが少し乾くまでに時間がかかるが、えいやと服を着て、
さあ仕事だ仕事だ。
ん?
んん?
んんんんん?!
汗染みてない!!!!!
これなのかっっっ!!!!!
いや待て。まだ喜ぶのはまだ早いかも。
数日つけてみよう。
数日後。
やっぱり脇汗染みてないっっっ!!!!!
仕事終わっても脇汗出てないし臭くもない
これだっっっ!!!!!
はい、これでした。
湧き水止まりました。
私はこのクリニークの制汗剤でまるっと脇汗問題解決しました。(個人の感想です)
ドラッグストアのものより少し高いですが、適量を毎日使って2、3ヶ月くらい持つのかなと。
この日から今日まで約10年以上、このクリニークの制汗剤を使い続けているほどお世話になっております。(これからももちろんお世話になる予定です)
私が思うクリニーク制汗剤の注意点
クリニークの制汗剤を使うときの注意点として、
塗った後、しっかり乾かす
液体のため少し乾きは悪いので、忙しい朝ではなく前日のお風呂上りに塗って涼みながら乾くのを待つと良いと思います。(脇に塗るときは水分をしっかり取ってから塗ってください)
前日から塗っていてもちゃんと乾かせば次の日しっかり効果を発揮してくれます!
でも私の場合、自分の脇汗に落胆するくらいの量をかくので、念には念をと朝着替えるときに二度塗りすることもあります。
しっかり乾かさないと服に制汗剤がついてしまい効果を十分に発揮できない恐れがあるので気を付けたほうが良いです。
家に帰ったら、お風呂でしっかり洗い流す
使用すると防御力を感じる(気がする)とともに、密閉感もあります。
制汗剤がしっかり密着してくれているので、一日頑張った脇と制汗剤に感謝を込めてお風呂でしっかりせっけんで洗い流してあげてください。
あと、全く脇から汗を出させないのも汗腺によくない気もするので、仕事の時、暑い時、グレーの服着た時など限定して使ってみるのも良いかもしれないです。
そもそも、自分の肌に合うか確認してから使う
すべての化粧品に言えることかもしれませんが、自分の肌に合うか確認してから使ってみてください。
万が一、使ってみて荒れてしまったりしたらすぐに使用を中止してくださいね。
脇汗を止めるよりもお肌や体の健康のほうが大事です。
肌が敏感な方には合わないかもしれないので無理して使わないでください。
あくまでも個人の感想なので。
もし脇汗・汗染みでお悩みならば(自分の肌に合えば)、
試しに使ってみるのもアリかと思います。
こんな脇汗&脇汗染み撲滅奮闘記でした。
ふぅー--。
おしまい。
↓私の脇の滝汗を見ごとに止めた英雄です。
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